― 地盤を「使い捨て」から「再利用可能な社会インフラ」へ ―

UPG(Upgrade Ground)は、住宅地盤を一度きりで役目を終えるものとして扱うのではなく、
将来にわたって再利用可能な社会インフラとして捉え直すための共通基準・考え方です。

従来の地盤改良は、
「その建物を安全に支えること」を主目的として発展してきました。
一方で、建物の解体とともに、十分に機能している改良地盤が撤去・廃棄され、
新たな改良が繰り返される構造が定着しています。

UPGは、この前提そのものを見直します。
地盤を「消耗品」ではなく、次の世代へ引き継がれるべき社会インフラとして位置づけること。それがUPGの出発点です。

UPGは、単一の工法や製品の名称ではありません。

UPGを構成する5つの要素

技術

技術

技術(アップグレード工法(UPG工法)/ UPG Method)

再利用を前提とした設計思想に基づき、将来の活用を見据えた地盤改良の考え方です

設計

設計

設計(設計ルール・判断体系/UPG Design)

再利用型地盤改良を成立させるための設計思想および判断体系です。

台帳

台帳

台帳(地盤インフラ台帳 / UPG Ledger)

地盤調査結果や施工履歴などの情報を蓄積し、次に活かすための判断基盤です。

教育

教育

教育(設計・施工ルールの教育・普及 / UPG Academy)

再利用前提の考え方を正しく理解し、判断できる技術者を育成するための枠組みです。

保証

保証

保証(地盤保証・再利用判定 / UPG Assurance)

再利用を前提とした地盤について、どのように評価・証明するかという考え方と仕組みです。

UPGは、技術・情報・人・ルールを横断する、社会的な共通言語です。

一般社団法人サステナブル地盤再利用協会は、UPGという基準を通じて、
地盤を次の世代へ引き継ぐ社会インフラとして定着させていくことを目指しています。